ファスティングって聞きなれない言葉ですが「断食」の事です。
先日、3日間のファスティング(断食)に挑戦したのですが、その3日間で体重が2.5キロも落ちたのです!
3日間で2.5キロも体重が落ちるなんて自分でもビックリしました!
ちなみに、ファスティング後にたまたま友人と会ったらその友人もファスティングをしていて、その人はなんと1週間で10キロも痩せた!と言っていました。
10キロの変化は見た目ですぐにわかりますね。「痩せた!」なんて言われなくても会った瞬間に「痩せたよね?」という言葉が出てきました。
ただ、簡単に3日間の断食や1週間の断食と言いますが、実はこの断食とても辛いんです。
おそらく、ファスティング(断食)に挑戦して途中でリタイヤする人は多いのではないかと思います。
なぜかというと、「食べない」という事に勝つメンタルって意外とハードルが高いからです。
そして、3日間のファスティング(断食)でも実際は9日間の我慢が必要になってくるので、途中で挫折してしまうケースが多いのだと思います。
しかし、頑張った先には減量が必ず目に見えてわかります!
私もファスティングを始める前に「無理かもしれない。」と思って始めましたが、実際やってみて3日間(計9日間)のファスティングをやり遂げ、2.5キロの減量ができました。
では、実際私がファスティングに挑戦した方法と、「食べない」という事に勝った意識の持ち方について説明します。
これを参考に、ファスティングに挑戦してみようと思っている方の力になれたら嬉しいです。
3日間のファスティングの目的と効果
まず、ファスティングについて知識をつけましょう。
ファスティングの目的は、痩せる事ではなく体質改善が一番の目的ですが、確実に体重は落ちますのでダイエットの効果もあります。
そこで頭に入れておいて欲しいのは、ただ「食べない」だけではなく「酵素」を取り入れながら断食をしていくということ。
食べない断食では身体に負担がかかると言われますが、酵素を取り入れる事で身体に負担がかからず体質改善にもなるのです。
実際ファスティングをして私が感じた効果としては、
- 体重が落ちた。
- お通じがよくなった。
- 生活習慣が改善された。
の3点です。
たったの3日間(実際は9日)でこの効果が見られるのは凄い事だと思いました。
では、私が実際に行ったファスティングの方法を紹介します。
断食期間3日だが、回復期間も入れると1週間以上かかる
ファスティングに最も重要といわれているのが回復期間です。
しかし、ファスティングを始める前にしっかり準備をしないと失敗してしまう可能性もあるので準備期間も、大切です。
そして、その重要な期間とされる回復期間と準備期間はファスティング(断食)期間と同じ日数分。
つまり、3日間ファスティングをやると決めたなら、3日間分の回復期間と準備期間の合計9日間を考えてから始めないといけないのです。
これを聞いて、3日間だけならできそうなのに、9日間もかかるならできなさそうと諦めないで下さい!
実際ファスティングをやってみて、しっかり知識をつければ辛くありませんでした。
では、準備期間・断食期間・回復期間はどんな事をするのか?気をつける点も一緒にまとめていきます。
ファスティング前に酵素を購入し日程を決めよう!
ファスティングをする前に、
- 酵素が必要なので酵素を購入する。
- 断食ができる期間を確保する。
この2つがそろってから、ファスティングを始めます。
いきなりファスティングを始める!といって、いきなり食べないのではなく、酵素を摂る必要もあるので酵素を揃え、断食を始める日数を決め、その前後も考えて開始します。
私がファスティングに飲んでいた酵素はこの酵素は、60種類の野菜の酵素が入っていて身体にいいというのもあるのですが、味が美味しいです。私のおススメは、梅味です。
ファスティングを始める時期は、私は専業主婦なので会社でのお付き合いや食事会の機会が少ないので始めやすかったですが、食事に行かなくてはいけない日があるのであれば、出来るだけ被らない日程を選ぶ方がやりやすいです。
準備期間と回復期間は何も食べられないのではなく、食事制限があるのでそこに注意すれば大丈夫のでご自身で予定の調整をし、できる日を選びましょう。
日程が決まったら準備期間に入ります。
ファスティングに入る前の準備期間の過ごし方
準備期間とはファスティングに入るまでに身体を慣らす期間です。いきなり、食べないよりも徐々に身体を慣らしてからファスティングを行います。
準備期間の過ごし方は、生活習慣に気をつけ、和食中心の食事をします。
実際に気をつけなければいけない具体的なことは
- タバコ・お酒・お菓子・コーヒーなどのカフェインは摂らない。
- 塩分を控える(なるべく薄味)
- 肉・乳製品などの動物性タンパク質を摂らない
- 食事量に注意する。(満腹まで食べずに、7分目にする。)
- 食事は和食中心で「ま・ご・わ・や・さ・し・い食品」で摂る。
簡単なようで、難しい…。ですが、実際やってみると意志の弱い私が思っているよりできました。
とはいっても、これは準備期間です。でも、この準備期間を過ごせればファスティング期間も過ごせます。
ここで、気になるのは
「ま・ご・わ・や・さ・し・い食材」
それって何?ですよね。
私はファスティングをおこなって初めて知った言葉でした。
「ま・ご・わ・や・さ・し・い食材」とは?
お料理の「さ・し・す・せ・そ」と同じで食材の頭文字です。
「ま・ご・わ・や・さ・し・い」のそれぞれが何かというと
「ま」 | 豆類(大豆の加工食品も入るので、納豆・豆腐・味噌も「ま」の食材) |
「ご」 | ごま(ナッツなどの種・実類も「ご」の食材) |
「わ」 | わかめ(海藻類も「わ」の食材) |
「や」 | 野菜(できるだけ旬の野菜を意識します。果物も「や」の食材に入る) |
「さ」 | 魚(アジ・イワシなどの青背魚が良い。) |
「し」 | しいたけ(きのこ類は全て「し」の食材) |
「い」 | 芋(芋類・根菜は「い」の食材) |
これらが「ま・ご・に・や・さ・し・い食材」です。
ファスティングの準備期間の3日間に食べるものと量
ファスティングに入る(断食をする)3日前から食事を変えていきます。
まず、朝昼晩の3食を米は玄米に変えおかずは「ま・ご・わ・や・さ・し・い」にします。
実際、私がやったのは
ファスティング開始3日前
朝 | 玄米・野菜の味噌汁(カブの味噌汁)・納豆(タレは使わず醤油)・ワカメの酢の物 |
昼 | 玄米・ししゃも・サラダ(トマト・レタス・きゅうり)・豆腐とわかめの味噌汁・きのこ炒め(オリーブオイルでシメジとシイタケを炒めました) |
おやつ | アーモンド |
夜 | 玄米・野菜の味噌汁(じゃがいも)・きのこ炒め(昼の残り)・豆腐に納豆とキュウリを混ぜたものを乗せる(納豆はタレではなく醤油) |
朝 | 玄米のお粥・野菜の味噌汁(もやし)・納豆(タレは使わず醤油)・ワカメの酢の物 |
昼 | 玄米のお粥・さんま・サラダ(トマト・レタス・きゅうり)・野菜の味噌汁(もやし・豆腐)・きのこ炒め(オリーブオイルでシメジとシイタケを炒めました) |
おやつ | なし |
夜 | 玄米のお粥・野菜の味噌汁(かぶ)・きのこ炒め(昼の残り)・豆腐とわかめのサラダ・もやしを茹でたもの(ポン酢和え) |
朝 | 玄米のお粥・野菜の味噌汁(もやし) |
昼 | 玄米のお粥・野菜の味噌汁(かぶ・もやし) |
おやつ | なし |
夜 | 玄米のお粥・野菜の味噌汁(かぶ) |
普通に買い物すると食材を使いきれないので、だいたい毎日同じメニューでした。
食事量は満腹にならないように気をつけ、ファスティングを始める意識を持ちながら食事をしました。
そして、この期間からお菓子はもちろん、酒・コーヒー等も飲みませんでした。
ファスティング中の過ごし方
ファスティング期間の3日間は水と酵素ドリンクだけしか口にできません。
朝・昼・夜ご飯の変わりに酵素ドリンクを水で割って飲みます。
その他は、水を意識的に1日2リットルくらいは飲みます。この水を飲むことで意外と空腹感が紛れます。
断食中に1番大変だったのは、メンタルと家族の食事作りです。
メンタルは、毎日体重計に乗って少しでも減っている体重を見ると意志の弱い私ですが食べないでこのまま体重を減らしたい!という気持ちになりました。
また、空腹に耐えられないときは炭酸水を飲んでいました。炭酸水は水よりもお腹が満たされるので炭酸水を飲むのはいい方法です!
そして、家族の食事作りは困りました。何が困ったって味見。
食べているのを見ていても体重が減っている喜びのほうが勝り、食べたいと思う気持ちはなかったのですが、子どものご飯の味見ができなくて困りました。
味見のために、せっかく始めたファスティングをやめたくなかったのでクックパッドで調味料の量を調べ、その通りに作っていました。
旦那におかずの味を聞いたら、美味しかった!と言っていました。やはり、クックパッドは素晴らしい!
という事で、私は空腹は炭酸水で耐え、体重が減るのを見て食べたい気持ちに勝ち、家族の食事はクックパッドで味見なしで作るという方法で乗り切りました。
ファスティングの回復期間の3日間に食べるものと量
ファスティングで1番大事なのは、この回復期間です!
断食を3日間成功させたからといって、いきなり普通の食事をしてはいけませし、食事量にも気をつけなければいけません。
断食をしたことによって、体内の吸収力が高くなっているので栄養が(良いものも・悪いものも)体内に取り込まれやすくなっているので気をつけて食事を取らなければいけないのです。
私が実際摂った回復食は、大根おろしをメインに徐々に普通の食事に戻していきました。
大根おろしは、消化吸収が良く、水溶性食物繊維が豊富なので回復食にピッタリなのです。
回復食1日目
朝 | 酵素ドリンク |
昼 | 酵素ドリンク・大根おろし(電子レンジで1分ほど加熱したもの) 味噌汁(具なし) |
夜 | 酵素ドリンク・大根おろし(加熱したもの) |
回復食2日目
朝 | 酵素ドリンク・味噌汁(具なし) |
昼 | 酵素ドリンク・大根おろし(電子レンジで1分ほど加熱したものにかつお節を入れる) 味噌汁(スープのみで薄味)・玄米の重湯 |
夜 | 酵素ドリンク・大根おろし・味噌汁(具なし) |
回復食3日目
朝 | 酵素ドリンク・味噌汁(大根) |
昼 | 酵素ドリンク・大根おろし(電子レンジで1分ほど加熱したものにかつお節を入れる) 味噌汁(もやし)・玄米のお粥 |
夜 | 酵素ドリンク・大根おろし・味噌汁(わかめともやし) |
回復食の3日間はこの食事でした。その後、いきなり普通の食事に戻さず「ま・ご・わ・や・さ・し・い」食材を中心に計6日間は食事に気をつけました。
ファスティングをやってみてのまとめ
食べないことは辛いことでしたが、体重が2.5キロも減ったので頑張った甲斐があったと思いました。
また、ファスティングに大事な酵素ドリンクも身体に合っていて、便の改善にもなったと思います。食事を見直すきっかけにもなったので生活習慣の改善にもなり、辛さもありましたがやってみてよかったと思います。
ファスティングをしようと思っている方はぜひ挑戦してみてください!
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